本作は、映画『グリンチ』『ハットしてキャット』の原作者としても知られるアメリカのベストセラー児童作家ドクター・スースの「Dr. Seuss’ The Lorax」をアニメーション化したもの。環境が悪化した世界で最後のひと粒の木の種を巡って、少年テッドと不思議な森の住人ロラックスおじさんが繰り広げる物語となっている。監督は『怪盗グルーの月泥棒』のクリス・ルノーと、カイル・バルダ。
初めてアフレコを務めた志村が絶妙なアドリブを繰り出したことについて、声優の山寺宏一は、「志村さんは笑いの神様ですよ! アドリブを入れるのは僕たち声優もやりますし、おもしろくしようとしますけど、計算じゃ出来ないし、1秒もないシーンでキャラクターをいきいきと表現させるというのは、なかなかできないです」と断言。すると、志村が「大丈夫ですよー。出来ますよー」とさらり。
そんな志村はロラックスおじさんをこう分析する。「短気な所もあるけど、僕はロラックスおじさんの哀愁があるところが好きなんですよね。後は心が広い所。この映画にはウルッとくるシーンがあったり、いろんな要素が詰まってます」。また映画コメンテーターとして活躍するLiLiCoは「年間600本(の映画)を見ているけれど、見所を言うのにこれほど困る作品はないですね。子どもにもわかりやすく、大人にもすっとメッセージが入ってくる作品。『何かしなければ!』というメッセージは、映画コメンテーターとしてもっとがんばれと背中を押されたような気がしました」と、同作の魅力を語った。
この日の会見にはほかにトータス松本、宮野真守、京田尚子、しずくちゃんが出席。なお能年玲奈はビデオメッセージで参加した。
原題=Dr. Seuss’ The Lorax
日本公開=2012年10月6日
配給=東宝東和
公式サイト
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