[シネママニエラ]間もなく開幕のゆうばり国際ファンタスティック映画祭において、京楽ピクチャーズ.PRESENTSニューウェーブアワードが創設され、第1回の受賞者として、宮藤官九郎、東出昌大、武田梨奈が表彰されることとなった。
同賞は、今、映画界で活躍されている映画人を、新しい波(ニューウェーブ)を起こして欲しいという気持ちを込めて表彰するものとして創られた同映画祭の新たな賞。表彰式は、2月27日の映画祭オープニングセレモニーにて実施予定。
■クリエイター部門 宮藤官九郎
宮藤「やった!ゆうばりで賞もらった! 映画の現場に関わって15年目のニューウェーブアワード賞受賞。ちょっと気恥ずかしいですが、いつまでも初心を忘れずに、という意味ですよね。やった!今後も精進します!」
劇団大人計画の脚本家としてはもちろん、舞台の演出、ロックバンド「グループ魂」の作詞家兼作曲家兼ギタリスト、『ゼブラーマン』などの脚本はもとより、近年は映画監督としても活躍。最新作・草彅剛主演の『中学生円山』、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』など。
■俳優部門 東出昌大
東出「ニューウェーブと言われると恥ずかしいような、怖いような、とにかく頭が下がる思いですが、この賞に恥じぬ仕事ぶりを今後もしていきたいと思います。本当にありがとうございました」
映画『桐島、部活やめるってよ』の菊池宏樹役で鮮烈なデビュー。NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」では主人公の夫役を古風な雰囲気で演じている一方、4月公開の『クローズEXPLODE』ではまったく真逆な硬派な不良役の演技が既に注目を集めている。
■女優部門 武田梨奈
武田「愛と個性溢れるこの映画祭で、私の名前を挙げて頂き本当に嬉しいです。私にできること、私にしかできないこと、これからの日本映画に新しい波を起こせるように努力します。そして、日本から世界へも発信していきたいです。ありがとうございました」
日本を代表する女性アクションスターにならんとして世界を視野に着実に活動の場を展開。Fantastic Film Festival 2012にて主演女優賞を受賞。映画『ハイキック・ガール!』で主演を務めて以降、映画『祖谷物語 おくのひと』での演技は国内外でも賞賛されている。額で瓦を割るセゾンUCカードのテレビCMも話題に。
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭
会期=2014年2月27日[木]~3月3日[月]
公式サイト http://yubarifanta.com/