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第13回東京フィルメックスは生きるための糧となる力強い映画を上映

第13回東京フィルメックスポスター[シネママニエラ]11月23日に開幕する東京フィルメックス。映画好きならば一度は聞いたことがあるであろう映画祭のひとつ。

今年で13回目を迎える同映画祭では、激しき変化の中でも揺るぎないものとは何かをテーマにして、揺るぎなくしっかりと生きるための糧となる力強い映画を上映する10日間になるようだ。

主要となるのは、東京フィルメックス・コンペティション、特別招待作品、イスラエル映画傑作選、木下惠介生誕100年祭という4部門で合計で40作品以上という充実した内容のラインナップとなっている。

本年のオープニングは、カンヌ国際映画祭コンペ部門上映されたホン・サンス監督の『3人のアンヌ』。クロージング作品は、映画『ペルシャ猫を誰も知らない』以来、亡命生活を送っているバフマン・ゴバディの渾身の一作『サイの季節』。特別招待作品にはヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞作であるキム・ギドク監督の『ピエタ』も含まれるなど、強烈な作家性が発揮され、国際映画祭でも注目の作品が集まった。例年通り、ゲストによる舞台挨拶やQ&Aも実施予定で、映画好きが集う場だからこそ明かされる撮影秘話もあるからたまらない。

なお、アジアの新進作家の2011~2012 年に製作された作品を対象にしたコンペティション部門の9作品を審査するのは、映画監督のSABU審査委員長を筆頭にした国際審査員5名。審査対象となるのは『514号室』『エピローグ』(以上、イスラエル)、『111人の少女』(イラク)、『愛の身替わり』(香港)、『ティエダンのラブソング』『記憶が私を見る』(以上、中国)、『グレープ・キャンディ』(韓国)、『おだやかな日常』『あたしは世界なんかじゃないから』(以上、日本)。

世界の映画の今を知る一助となる絶好の機会。ぜひ一度、公式サイトをチェックしてみて。

第13回東京フィルメックス / TOKYO FILMeX 2012
期間=2012年11月23日(金) ~ 12月2日(日)
会場=有楽町朝日ホール(有楽町マリオン)ほか東劇、TOHOシネマズ 日劇など
主催=特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会
公式サイト http://www.filmex.net/

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