[シネママニエラ]宮崎県の動物管理所を舞台に起こった実話を綴った「奇跡の母子犬」(PHP研究所)が、実写で映画化された。主演は堺雅人。宮崎を舞台とした本作では、宮崎出身の堺を筆頭に、味わい深い宮崎弁が心に残る予告編となっている。
本作でメガホンを執ったのは、20年にわたり山田洋次監督作の共同脚本・助監督をつとめてきた平松恵美子。巨匠とともに“日本の家族”を見続けてきた女性監督が、心に残る新たな感動作を誕生させる。監督デビュー作ながら、映画『武士の一分』でも魅力的に語られていた方言を見事に生かしていることにも注目したい。
映画『ひまわりと子犬の7日間』ストーリー
ある日、母犬と生まれたばかりの子犬が、保健所に収容される。母犬は子犬を守るため、近寄る人すべてを激しく威嚇する。そんな母犬を複雑な想いで見つめる保健所職員の神崎彰司(堺雅人)。彼は、一匹でも多くの犬を助けようと日々里親探しに奔走していた。何とか母犬の心を開かせようと奮闘しても、彰司の想いは伝わらない。犬たちの無事を切に願っていた母犬との心の距離を少しだけ縮めた彰司は、母犬がかつて人に飼われ、うんと愛されていたはずだと確信する。だが、犬たちの命の期限は刻一刻と近づいていた。
映画『ひまわりと子犬の7日間』予告編
宮崎先行公開=2013年3月9日
日本公開=2013年3月16日
配給=松竹
公式サイト
©2013「ひまわりと子犬の7日間」製作委員会
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