[シネママニエラ]『ジーザス・クライスト=スーパースター』はイスカリオテのユダの目を通して、イエス・キリストの磔刑までの最後の7日間を描く、伝説のロック・オペラ。その感動が『ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012』としてスクリーンで楽しめるのは明日から!
同『アリーナ・ツアー2012』版はイギリス・バーミンガムのナショナル・インドア・アリーナにて催された2日間にわたる舞台公演を収録。イスカリオテのユダ役は、数々の賞を受賞しているミュージカルコメディアンで、ウェスト・エンドの大ヒットミュージカル「マチルダ」の脚本家でもあるティム・ミンチン。マリー・マグダレン役はポップアイコンであり、元スパイス・ガールズのメラニー・C。ヘロデ王役はラジオDJのクリス・モイレス。そして、イエス役はイギリスのITVの番組「スーパースター」で一躍脚光を浴びたベン・フォースターが演じる。
「オペラ座の怪人」などでも知られる本作の名作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーは、「UKのアリーナで『ジーザス・クライスト=スーパースター』が公演されることを42年間待ちわびたよ。当初考案されていた通り、遂にアリーナ・ロック・オペラとして公演されるなんて素晴らしい。ユニバーサルが本作品の新アリーナツアーをDVDおよび劇場公開用に撮影すると聞いて興奮しているよ。この素晴らしい舞台を記録して、世界と共有することができるんだからね!」と喜びのコメントを寄せた。
最先端の豪華映像に変身させるために、受賞経験のあるクリエイティブ・チームが結集。「レ・ミゼラブル」および「オペラ座の怪人」の25周年公演およびコンサートで知られるローレンス・コナーが演出、バッキンガム宮殿におけるエリザベス女王の即位60周年のコンサートを手掛けた舞台デザイナーで、世界的にも評価の高いマーク・フィッシャーと2012年ロンドン・オリンピックの開会式を手掛けたパトリック・ウッドローフが共にこの傑作の映像化に取り組んだ。
『ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012』
ローマ支配下の社会で、イエス・キリストは“神の子”として民衆からの絶大な支持を得ていた。一方、彼が“神の子”であるという事実に懐疑的であった弟子ユダは、キリストの名声がこのままどんどん大きくなることでローマ人の反感を買い、結果的にユダヤ人が迫害される事を危惧していた。弟子たちは、「我々はこれからどうすればいいのか」と詰め寄り、イエス・キリストを悩ませる。そんな中、誰も自分のことを理解していないと嘆くイエス・キリストの体に高価なオイルを塗って、彼を癒したのがマリー・マグダレン。マリー・マグダレンのような女を相手にするイエス・キリストに、ユダの不満は増大していく。
映画『ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012』予告編
#南の試写コメント
主要キャストの歌唱力はやはりすごい! マリー・マグダレンの右腕に「女力」というタトゥーがあることが目視できるなど、そこは映像ならでは。後半の43分はあっという間。
原題=JESUS CHRIST SUPERSTAR THE ARENA TOUR
日本公開=2012年12月15日
配給=東宝東和
公式サイト http://www.jcs-movie.com/
©Photo: Tristram Kenton
[amazonjs asin=”B00B6UPZM6″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー Blu-ray”]