[シネママニエラ]アカデミー賞(R)長編アニメーション部門ノミネート作『コララインとボタンの魔女』を手掛けたハリウッド最高峰のアニメスタジオであるライカ・エンターテインメントが、構想10年、制作期間3年を費やして完成させた『パラノーマン ブライス・ホローの謎』。死者と話せる11歳の少年・パラノーマンが、300年前に封印された町・ブライス・ホローの秘密を解き明かすアドベンチャームービーとなっている。
日本独自で特別に使用許可が下りたポスタービジュアルには、謎の本を広げる主人公ノーマンと、魔女の伝説が残る町・ブライス・ホローに隠された秘密の鍵を握る死者たちの姿が映し出されており、様々な謎が渦巻く本作のミステリアスさをより強調している。
ひとつひとつの人形が、スタッフの手作業で作られている本作。まるで生きているかのような動きを見せるキャラクターの顔は、全部で31,000個以上のパターンが作られた。そのうち主人公ノーマンは、8,800個もの顔を使用。さらに表情はノーマン一人で、150万通りものパターンが用意されたという。そうした舞台裏があってこそ、ストップモーションでありながら滑らかな動きを実現できたわけだ。また、ストップモーションアニメーション映画としては初めてフルカラー3Dプリンタを使っている。
『パラノーマン ブライス・ホローの謎』ストーリー
舞台は、300年前に魔女狩りの現場になったと言われている町ブライス・ホロー。今や町の人たちは、魔女を店の看板やグッズのシンボルにして商売をしているほどだ。ブライス・ホローの町に住む、11歳の少年ノーマンは、ホラー映画や悪霊伝説が大好き。しかも、死んだ人たちと会話することのできる変わった能力をもっていた。その能力を一族で持つのは、ノーマンの叔父のみ。ノーマンは叔父と秘密を共有し、急逝した叔父の遺志を継いで町の謎を解き、目前に迫る最悪の事態を食い止めるように努めるのだが……。
映画『パラノーマン ブライス・ホローの謎』予告編
原題=ParaNorman
日本公開=2013年3月29日
配給=東宝東和公式サイト http://paranorman.jp/
©2012 2012 LAIKA, Inc. All Rights Reserved.
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