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映画『桜並木の満開の下に』臼田あさ美×三浦貴大×髙橋洋のラブストーリー

映画『桜並木の満開の下に』臼田あさ美、三浦貴大、髙橋洋が主演を務める、舩橋淳監督の最新作『桜並木の満開の下に』が、世界三大映画祭の一つである第63回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門で上映されることが決定した。なお、映画祭出品の発表と同時に、同作の予告編とポスタービジュアルもお披露目された。

舩橋監督にとって5作目となる本作。同映画祭へは、『BIG RIVER』『谷中暮色』『フタバから遠くはなれて』と2年連続し4作品を出品してきた実力派だ。フォーラム部門は、同映画祭の中でも先進的な映像作品を集めた部門で、その作品セレクションには定評がある。

この一報に対して舩橋監督は、「二人の男女の心の距離という小さなテーマに取り組んだ、小さな映画を評価して貰って嬉しい。震災後の日本で、晴れやかなニュースがめっぽう少ない中、映画はそれでも人に勇気を授け、生きる力を与えてくれるものだと思う。ベルリンの観客が、この心理劇をどう受け止めるのか、反応がとても楽しみだ」とコメント。

また、主演の臼田も、「とても日本らしい景色、日本らしい心情がベルリンにまで旅に出ていることを嬉しく思います」との喜びを発した。

映画『桜並木の満開の下に』ストーリー
東日本大震災後、茨城県日立市のプレス工場で働く女性・栞(しおり・臼田あさ美)。平凡な日常だが、同僚であり夫である研次(けんじ・髙橋洋)と幸福な日々を送っていた。しかし、ある日、作業中の事故で最愛の夫を亡くしてしまう。事故を引き起こしたのは、新入社員の工(たくみ・三浦貴大)。平和な日々を奪われ、心から工を憎む栞と、赦しを乞い続ける工。決して交わるはずのない境遇におかれた二人だったが、次第にお互いを理解する気持ちが芽生えていく。そして季節はうつろい、桜の花が満開となる春。理不尽な運命に翻弄された迷える男女の淡い恋は、どのような結末を迎えるのか?

映画『桜並木の満開の下に』予告編

英題=COLD BLOOM
日本公開=2013年4月13日
配給=東京テアトル/オフィス北野
公式サイト http://www.office-kitano.co.jp/sakura
©2012『桜並木の満開の下に』製作委員会

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