[シネママニエラ]伊藤淳史×仲村トオルのバチスタコンビが難題に挑む「チーム・バチスタ」シリーズ初の劇場版にして最終章の映画『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』の完成披露イベントと試写会舞台あいさつが3月20日、東京・六本木にて行われた。伊藤と仲村をはじめ、西島秀俊、松坂桃李、生瀬勝久、桐谷美玲、栗山千明、そして星野和成監督が来場した。
前日までの暖かさは消え、真冬日のような気候となったこの日、2008年スタートした連続ドラマから連なる同シリーズを、天が名残惜しむかのような天気の中でも、熱烈ファンが結集し会場は熱気に包まれていた。キャスト陣がレッドカーペットを歩み、ファンとハイタッチする場面も見受けられる和やかなものであった。
同作は、海堂尊著の小説をベースに、現代医療の問題点をリアルに描くという社会派要素を内包するエンタメ作品。厚労省官僚の白鳥と心療内科医の田口が難問に挑み解決に導く姿を追う。
仲村トオルのバディ役を巡り、伊藤淳史と西島秀俊がライバル心をむき出しに?!
白鳥を演じた仲村は、ドラマ放映の際に、チーム・ジェネラルを率いる速水役の西島のことをカッコいいと言う、愛娘の言葉にジェラシーを覚えたことを公言してきたが。ここでは「(連続ドラマ)「螺鈿迷宮」の第1話からちょっとかっこよすぎて、ちょっとジェラシーを感じる時も」と改めて吐露。「でもそんな時は、速水は救命に運ばれてくる患者さんを絶対に拒否しないで必ず『受けろ』と言うので、その『受けろ』という言葉を、自信のないネタを披露している芸人さんの心の声だと思えばジェラシーなんて沸かないと思って、自分のジェラシーを抑え込んでいました」という意外な対処法を明かして会場を沸かせた。
それを受けて、西島は「ずっと隠していたんですけれど、仲村さんとは僕がバディになりたかった!」と思いがけない願望を口にした。「白鳥と速水は同期の設定なので、バディだと思ったんですけれど、仲村さんと伊藤さんのつながりが、あまりに強すぎてあっけなく敗退しました」と意外な敗北宣言?!が飛び出すことに。すると即座に田口役の伊藤が「それは、すみません(笑)。バチスタコンビは僕と白鳥さんなので」と割って入ることで、劇中同様にまるーく納める手腕を発揮した。
日本公開=2014年3月29日
配給=東宝
公式サイト http://www.batista-movie.jp/
©2014「チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像」製作委員会
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