[シネママニエラ] 世界的に大ヒットした『ハングオーバー』シリーズで大ブレイクし、本作『世界にひとつのプレイブック』で初のアカデミー主演男優賞ノミネートを果たし、まさに今、旬のスターであるブラッドリー・クーパーが2度目の来日を果たし、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われたジャパンプレミアにスーツ姿で出席した。この日は、ブラッドリーの「ファンと交流したい」という希望によって、劇場内の客席通路を歩み、サインや2ショット写真に応じるというファンサービスを実施。入場15秒で色紙2枚にサイン、そうしておよそ15分の間練り歩き、舞台にたどり着くことに。
そして、まず日本語で「コンニチハ」と挨拶。続けて「こんなにたくさんの方に来ていただいて本当にありがとう。たった2日しか東京にいられないのは残念だけど、すべてのスタッフ・キャストを代表して、この素晴らしい映画を携えてここに来ることが出来てとても光栄。この映画がこんなに多くの人を惹き付けるのは、監督がリアルな人間を描こうとしたから。人は時に自分が“アウトサイダー”だと感じることがあるものだけど、この映画を見て“誰かと一緒にいるんだ”って感じてもらえたらとても嬉しい。この映画はロマンティックな映画でもあるし、家族の映画でもある。人が生きていく時に互いに人をいかに必要としているかを感じてもらえると思う」と映画の魅力について熱く語った。
スペシャル・ゲストは、「世界一セクシーな男」ブラッドリーに対して、「世界で最も美しい顔100人」に選ばれた女優・黒木メイサ。彼女は「(本作の後半で)ダンスを通して(主演男女)2人の傷が癒されていったけど、ブラッドリーさんがダンスをするという印象がなっかたのですが、特訓したんですか?」と質問。ブラッドリーは思わず「えっ、僕が踊れなさそうな奴に見えるってこと?」と突っ込み、「劇中4曲のダンスがあるんだけど、それぞれ異なる振付を覚えるためにリハーサルを重ねたんだ」と答えていた。黒木はさらに「本作にはブラッドリーさんの新たな魅力が」と強調することを忘れなかった。
そんなブラッドリーの新たな魅力を引き出したのは、監督のデヴィット・O・ラッセルだ。ブラッドリー曰く「本作で監督とは特別な絆ができて、実は3月にクランクインする新作映画も一緒に仕事をするんだよ」と耳寄りなニュースも披露。さらにマスコミ向けのフォトセッション前には、会場に舞ったリボンの片づけを手伝うという超きさく過ぎる一面を見せて、さらに好感度を高めた。
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映画『世界にひとつのプレイブック』予告編
原題=Silver Linings Playbook
日本公開=2013年2月22日
原作=マシュー・クイック「The Silver Linings Playbook」
配給=ギャガ
公式サイト
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