[シネママニエラ]映画『チョコレートドーナツ』の公開に先立ち、映画コメンテーターのLiLiCoがトークイベントにて同作を「悔しい涙、やさしい涙、いろんな涙を流せる映画」と絶賛コメントを残した。
本作は、母親の愛情を受けずに育ったダウン症の少年マルコ(アイザック・レイヴァ)と出会ったゲイのカップルであるショーダンサーで日銭を稼ぐルディ(アラン・カミング)とゲイであることを隠して生きる弁護士のポール(ギャレット・ディラハント)が、家族になるために法や社会と闘う物語。トニー賞受賞俳優のアラン・カミングが、劇中で歌うボブ・ディランの名曲「I Shall Be Released」は話題となっている。
LiLiCoは「年間500本近く映画を観るけれど、やっぱりタイトルって大切。『チョコレートドーナツ』というタイトルをみて、どんな映画なんだろうと興味を持ちました。原題とは全く違うけれど、映画の持つかわいらしさや大切な部分を表現している!」 と、印象を語った。
そして「スウェーデンで過ごした幼少期に、物語同様、同じアパートで両親から愛情を受けずに凄惨な生活をしていた友人を保護したことがありました。だから、この作品が実話をもとにしていると聞いても、納得できた。恵まれない子供は、声で訴えることが出来ない、表情や目で訴えます。だからこそ、この映画で描かれる“思いやり”の気持ちを持つことが今の日本には必要なんじゃないか」と熱弁。「本当に沢山の人に観てもらいたい作品です。口コミでロングランしてほしいです! 悔しい涙、やさしい涙、いろんな涙を流せる映画。じっくりと余韻に浸って想いを巡らせてほしい」と魅力を述べた
さらに、本作の主人公たちが運命的に出会ったように、LiLiCoも波乱万丈の人生における「人生をかえた出会い」を明かした。「16年前お付き合いしていた方ですかね。今と違って、肉食系じゃなかったころ(笑)。お互い若くて、毎日のように夢を語り合っていました。別れてしまってから、彼も私も夢を実現させて、今彼は映画の世界で本当に有名になっているんです!」というLiLiCoならではの希望を含む発言をして、観客を前向きな気持ちにさせた。
原題=ANY DAY NOW
日本公開=2014年4月19日
配給=ビターズ・エンド
公式サイト http://bitters.co.jp/choco/
©2012 FAMLEEFILM, LLC
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