マーク・ジェイコブス俳優デビュー作『ディス/コネクト』の衣装に物申す?
[シネママニエラ]有名ファッションデザイナーのマーク・ジェイコブスが、俳優デビューを果たした映画『ディス/コネクト』は、ヴェネツィア国際映画祭でも話題となったが、このたびジェイコブスが劇中衣装について苦言を呈していることが分かった。
苦言と言っても、もちろん役作りのための衣装として身に付けているのであり、自身の美的センスとは隔たりがあるので致し方がないといった意味である。ジェイコブスの役どころは、違法ポルノサイトで働く少年カイル達を束ねるボスのハービー。そのやさぐれ感はなかなかのもの。
彼は「十字架が刺しゅうされた趣味の悪いディスコシャツに、アシッドウォッシュで股上の深いお父さんジーンズ。僕はそもそもデニムを履かないしね。キャバレーの踊り子姿の僕を見ても眉ひとつ動かさなかった僕のデザインチームが、映画の衣装を身に付けた僕の姿に笑いが止まらなかったよ」と、心境を語った。
同作は、SNS上でのつながりを題材にした現代社会の人間関係に着眼した、サスペンスフルなヒューマンドラマ。道義として、誰が正しいかではなく、何が正しいかを捉えていきたいところだと警鐘を鳴らしている。
原題=DISCONNECT
日本公開=2014年5月24日
配給=クロックワークス
©DISCONNECT, LLC 2013
ヴェネツィア映画祭の話題作『ディス/コネクト』日本公開決定
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