[シネママニエラ]テレビシリーズ開始から10周年を迎えた「相棒」が再びスクリーンに。劇場版第2弾『相棒-劇場版II-』の製作会見が、8月9日に行われ、シリーズレギュラー陣の水谷豊、及川光博、益戸育江、川原和久、大谷亮介、山中崇史、山西惇、六角精児、神保悟志と和泉聖治監督。さらに、ゲスト出演者の小西真奈美、小澤征悦、宇津井健、國村隼が出席し、総勢14名が作品に対する熱い思いを語りました。
『相棒-劇場版II-』の撮影は、6月25日にクランクインし、8月6日に水谷と及川の撮影は無事オールアップ。現在は、スタッフによるフィリピンロケを残すのみという状況での会見となったためか、ジョークも飛び交うなど実になごやかなもの。劇場版第1弾『相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』でもメガホンを執った和泉監督は、シリーズものにありがちな一見さんお断り!な内容にはせず、「初めての人もオーケー!」な作品だと強調。
元・公安で総務部主任役を演じた小西は、「できあがったチームに入るのは緊張しました。けれども撮影でお会いするたびに水谷さんと及川さんが『ようこそ、相棒へ』といって手を差し伸べ握手してくれたので、なごみました」と、感謝を述べた。及川は、「水谷さんと“相棒”を務められたのは貴重な体験」と語り、最近では「言葉少なくして通じるようになった」と述べたが、会見でも息の合った相棒ぶりを披露、ふたりで見つめ合いながら語りだす場面も。そんなふたりの現場での様子を小西が明かす。「次の撮影シーンは、(水谷、及川、小西の)3人の場面という時、メイクルームで水谷さん及川さんとご一緒になった時のこと。去り際の水谷さんから『ご縁があったら、のちほど~』と言われ、私はなんと返せばいいのか悩んでいたところ、及川さんは『そうですね。ご縁があったら~』とサラリと返されてて、相棒なんだな」と思い返しほほ笑む。どうやら水谷と及川は、オフでも右京&神戸を実践している様子。
最後に「あなたの相棒は?」の問いに対する各々の回答を。
水谷豊:まずは自分でしょうか。(悩んだ末、再び)今日のマスコミのみなさん!
及川光博:苦楽をともにするマネージャー
小西真奈美:苦楽をともにするスタッフのみなさん
小澤征悦:家族
宇津井健:体操道具
國村隼:渓流魚
主演の水谷は、会見の締めくくりで「“相棒”は見る人を裏切りません!」と、キッパリ言い放った。本シリーズが愛される理由は、まさにそこにあるのだろう。
『相棒 劇場版II -警視庁占拠!特命係の一番長い夜』ストーリー
幹部12名を人質にした籠城事件が警視庁本部内で発生するが、犯人の動機も要求も分からないまま時が過ぎてゆく。犯人と遭遇し事件を逸早く察知したのは、特命係の神戸尊で、杉下右京の指示の下、奇策に出る……。
『相棒 劇場版II -警視庁占拠!特命係の一番長い夜』
日本公開=2010年12月23日
配給=東映
公式サイト http://www.aibou-movie.jp/
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