[シネママニエラ] 北野武監督作『アウトレイジ ビヨンド』が、第22回東スポ映画大賞にて作品賞・監督賞・男優賞の3部門を総ナメにし、北野監督ら悪人一同が授賞式に登壇した。登壇者は北野武監督、三浦友和、加瀬亮、中野英雄、松重豊、小日向文世、桐谷健太、新井浩文、塩見三省、中尾彬という社会現象を起こした「全員悪人」の面々。各コメントは下記にて。
北野武監督
(全員登壇すると凄い迫力ですね、というMCの発言を受けて)警察が勘違いして、今会場の前で張り込んでるっていうね(笑)。普通これだけ豪華な役者が揃うと、誰かが目立たなくなっちゃうんだけど、全員が目立ってくれた。ありがたかった。力のある役者さんっていうのは、カメラが回っている時にちゃんと仕事をしてくれる。だから編集の時に困った。「これは切れない」っていうシーンが増えちゃって。今日来てないんだけど、西田さん(の芝居)が臭えんだまた(笑)。西田さん、やたら間をとるからね(笑)。本当に役者の皆さんのおかげ。だから今回、誰が主演だとか、助演だとか、わかんなくなっちゃって。だから今回は主演・助演なしで、全員に男優賞を贈ることにした。
三浦友和
「数ある映画賞の中で、二番目に信用できる賞を受賞できて嬉しいです(笑)。ありがとうございました」
加瀬亮
「監督から直々に賞を頂けるなんて、こんな嬉しいことはありません。ありがとうございました」
中野英雄
「嬉しいです。ありがとうございました」
松重豊
「北野組に参加できただけで嬉しいのに、こんな賞まで頂いて本当にありがとうございます」
小日向文世
「片岡という役を作り上げてくれた監督に心から感謝しています。ありがとうございました」
桐谷健太
「たけしさんからこういった賞を貰うことができて、自分の人生がもう一つ好きになりました。これからももっと色々な事を経験して、死ぬ時に『最高だった』と思えるようにしたいと思います」
新井浩文
「日々映画は監督のものだと思っているのですが、こんな賞を貰えたのは監督のおかげです。ありがとうございました」
塩見三省
「最高に嬉しいです。本当にありがとうございます」
中尾彬
「西田の次に芝居が臭かったのは俺だな (笑)。監督が編集で困ってました。ありがとうございました」
[amazonjs asin=”B00AM5VG38″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”アウトレイジ ビヨンド Blu-ray”]