素晴らしい役柄を演じることができた!
韓国のキム・ジウン監督といえば、映画『クワイエット・ファミリー』『反則王』をはじめ韓国の古典怪談である「薔花紅蓮伝」の6度目の映画化となる『箪笥』が日本で上映された、舞台出身の監督。そして、韓流四天王イ・ビョンホンとタッグを組んだ『甘い人生』『グッド・バッド・ウィアード』『悪魔を見た』の3本を経て、本作に至る。
シュワルツェネッガーの主演作は、これまで単独で圧倒的なパワーを見せつける作品が多かったが、今回はグループで団結して臨む。とはいえ、最後の砦(=ラストスタンド)となるのは御大シュワルツェネッガーだ。
「キム・ジウン監督のおかげで、素晴らしい役柄を演じることができた。私が出演を決める時には、一部の地域限定の物語ではなく、世界的な基準に匹敵した作品になりえるか?ということ」と、久々の主演復帰に関する持論を明かし、さらに「政治と娯楽は一見まったく違う。知事時代は日々は問題解決と対峙していて、そのために会議をし改革を行ってきました。これほどの貧困があるとは、私自身の世界観を変えtました。移民としてアメリカに来た人間は国家や国民のために仕えることの意義について、お金では換算できないものだ」と経験を語るのだった。
この日は、レスリング女子で五輪3連覇を成し遂げた吉田沙保里選手がゲスト。吉田選手がシュワルツェネッガーに兜を進呈、するとシュワルツェネッガーは劇中に登場するアイテムであるバッジを吉田選手に差出す場面も。すると吉田選手は今後試合にバッジを持っていくと宣言! 終始和やかな国際交流も行われたのだった。最後にシュワルツェネッガーは、日本のファンへの感謝を述べ、また『ターミネーター』シリーズの決めゼリフ「I’ll be BACK!(アイル・ビー・バック)」を発して、再来日を約束した。
【関連記事】
・『ラストスタンド』特報&ポスター公開
・シュワルツェネッガー『ラストスタンド』で「日本に行くよ I’ll be BACK!」
原題=THE LAST STAND
日本公開=2013年4月27日
配給=松竹、ポニーキャニオン
公式サイト http://laststand.jp/
©2012 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
[amazonjs asin=”B00ESYJMTY” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”ラストスタンド Blu-ray”]