アンジェリーナ・ジョリー来日、初のディズニー映画『マレフィセント』持論を語る
[シネママニエラ]主演映画『マレフィセント』を携えて来日中のアンジェリーナ・ジョリーと共演のエル・ファニングが6月24日、都内のホテルで行われた記者会見に揃って出席し、同作への思いを語った。
大事なのは愛する心を持つこと
童話を基にアニメーション映画化されたディズニーの名作『眠れる森の美女』に登場する、悪役マレフィセントの視点で語られる、同作の秘められた謎と真実の物語。マレフィセントは、エルが演じたオーロラとの出会いにより、変わってゆく。役柄との共通点を問われたアンジェリーナは「マレフィセントの良いところは重なると思いたいわ。わたし自身子どもが出来て変わりましたし、彼らがわたしに幸せをもたらしてくれています」。
この日の会見場には、3名の子ども記者の姿も。登壇するや、その姿に気付いたアンジェリーナは笑顔で彼らに手を振った。その子ども記者からは「この映画で子どもたちに伝えたかったことは?」という質問が。
アンジェリーナは「人は子どもの頃は純粋で人を信じる心を持っていますが、傷つけられて変わってしまうことがある。怒りや憎しみが出てくるけれど、本当に大事なのは愛する心を持つこと。愛によって立ち直れるのです」と答え、そして「最高のインタビューありがとう」とやさしく語りかけていた。
なお、一緒に来日している4名の子どもたちは「(自分が働いている間は)ネコカフェに行ってます」と語るなど、アンジェリーナが母親の顔を見せた場面も。さらに、マレフィセントのように傷つけられた場合、相手を許せるか?という問いかけには、「自分に対するものならば許せるかと思います。ですが、もしも我が子に対することならば母親として許せないかもしれません!」ときっぱり。
ダコタ・ファニングの妹で、現在16歳のエルは初来日。「悪人として生まれてくる人は一人もいないと思います。悪く見えても、その人の良い心を探さなくてはいけないし、自分の周りにある、いろんな愛に目を向けほしいわ」などとしっかりした受け答え。それでいて、初の東京観光の話になるや大興奮で超早口に。日本のティーンを分析する鋭い観察眼も披露した。
アンジェリーナとエルは、マスコミ向けの撮影を少しだけ早めに終わらせ、そのぶん前述の子ども記者と写真撮影をするサービスを実施。アンジェリーナのファンだという彼らには、とっておきの思い出になったに違いない。
2014年 アメリカ映画/97分
原題=MALEFICENT
日本公開=2014年7月5日
配給=ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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