[シネママニエラ]前作『ザ・レイド』を遥かに凌ぐスケールで、政治・経済を牛耳るマフィア組織、その利権を虎視眈々と狙うヤクザ、その抗争に単身で乗り込む潜入捜査官の死闘が描かれる映画『ザ・レイド GOKUDO』の魅力を、女優の武田梨奈と映画監督の松江哲明が語った。
マフィアVS潜入捜査官VSヤクザ
全米では943館で公開し、海外映画初出演となった松田龍平や遠藤憲一、北村一輝の存在感も含めて、サスペンス、アクションともに近年、稀に見る傑作として大ヒットとなった前作。続編となる本作では製作費・規模を拡大。政治まで牛耳るマフィア組織と、その勢力を略奪しようと暗躍するヤクザ、その抗争に単身乗り込んだ潜入捜査官の死闘を、目も眩むアクションと陰謀のドラマで描ききる!
インドネシアで別作品の撮影中に、本作のギャレス・エヴァンス監督に呼び出されたという女優の武田梨奈は、「まだ編集前の本作を見せられ、エグいシーンを私に見せつけながらニヤニヤ笑っていました(笑)」。本作のアクションに対して、映画監督の松江哲明は「命がけでお客さんを驚かせてやろうというエネルギー、なんでそこまでやるの!といったところが凄い」と語る。「香港ならカンフー、タイならムエタイ、アメリカならガンアクション、韓国ならテコンドー、インドネシアではシラット、そして日本なら空手とそれぞれの国の文化に合わせたアクションに対して理解して、こだわりをもってやっているところが凄いですね」と武田はアクション女優ならではの見どころを語る。シリーズ3作目の舞台は東京だと噂されている事について、武田は「監督から(シリーズの主演俳優)イコ・ウワイスをボコボコにして欲しいと言われました(笑)」と明かす。
映画『ザ・レイド GOKUDO』あらすじ
新人警官である主人公ラマ(イコ・ウワイス)は上層部に命じられ、悪の世界に潜入。組織トップで糸を引く悪徳政治家や汚職警官に行き着くために、彼は偽名で刑務所に入り、マフィアのボスの息子であるウチョの信頼を得て組織の一員になる。ウチョは父親への反抗心から新興のギャングと手を組む。ラマはウチョの陰謀に巻き込まれていく。
映画『ザ・レイド GOKUDO』特報
©2013 PT Merantau Films
映画『ザ・レイド GOKUDO』予告編
©2013 PT Merantau Films
映画『ザ・レイド GOKUDO』は2014年11月22日[土]より全国ロードショー
R+15
インドネシア映画/146分
原題=THE RAID 2: BERANDAL(2014)
配給=KADOKAWA
公式サイト
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