[シネママニエラ]来日中の俳優トム・クルーズが6月27日、映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』記者会見に、ダグ・ライマン監督、プロデューサーのアーウィン・ストフと出席し熱弁を奮った。
トム・クルーズ「ベストを尽くした」
本作は、桜坂洋のライトノベルをハリウッドで映画化したSFアクション大作。日本生まれの物語とあって、親日家のトムは「出来る限り最高のモノをつくる」ことを念頭に、関係者をけん引。ライマン監督も「トムは製作の初期段階から常に日本の観客を意識していた。字幕と画のバランスや笑いのタイミングといった表現も含めて細部まで入念に検討したほど」だと証言する。
そんなトムの相手を本作で務めるヒロインは実力派女優エミリー・ブラント。トムは「今も一日1本映画を鑑賞するんだ。エミリーの出演作はすべて観ている。素晴らしい女優だ。だから彼女がこの企画に参加することが決まったときは、監督ら共に大いに喜んだんだよ」。
けれども彼女にとってアクション作品は初めて。「僕らのバトルスーツは冷蔵庫を背負っているように感じるほど重い。事前にトレーニングをして臨んだけども、彼女も着用してスタントをこなしていた。スーツを用いたアクション撮影の初日を終えた彼女に、感想を尋ねたら、一言「重い!」って。そう語った彼女の瞳からは涙がこぼれていたよ」と、その辛さを鑑みながら述懐する。
すべてにおいて完璧を目指し、一生懸命なトム。この前日の(大阪、福岡、東京を1日でめぐる)ループツアーを経ても疲れた顔を見せない。むしろ「日本のみなさんと出会ってパワーをいただいたからね」と元気いっぱい。実はほとんど寝てないのだとか。それでも「(このあと僕らは)すぐ日本を経つけれど、サヨナラではない。また、すぐに会いましょう!」とさわやかな笑顔で手を振った。
映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は2014年7月4日より全国公開。
なお6月28日、29日に先行公開を実施する。
2014年アメリカ映画/113分
原題=EDGE OF TOMORROW
日本公開=2014年7月4日
配給=ワーナー・ブラザース映画
公式サイト http://www.allyouneediskill.jp
©2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BMI)LIMITED
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