[シネママニエラ]映画『プレーンズ2/ファイアー&レスキュー』のボブス・ガナウェイ監督とフェレル・バロンプロデューサーが来日し、日本語吹替え版を務めた俳優の瑛太(ダスティ役)とハリセンボンの近藤春菜(ディッパー役)と箕輪はるか(パインコーン役)も駆け付けてスタジオアルタにて記者会見を行った。
恒例シャツもラセターの指示が
前作『プレーンズ』で世界一周レースのチャンピオンになる夢をかなえた主人公のダスティが、ある事情からレスキュー隊員になることを選択したことから物語は展開する。おなじみジョン・ラセターが製作総指揮を務めており、細部にまで目を光らせていたそうだ。「机上で考えるのではなく、おもてに出てリサーチを重ねた」そうだ。ちなみに「いま僕が着ているプレーンズ柄アロハシャツも彼の指示に基づいている」とユーモアたっぷりに語ったガナウェイ監督。「本作で扱うのは火(ファイヤー)。(大ヒット中のディズニー作『アナと雪の女王』の原題がfrozenであることから)氷を溶かすかもしれませんよ」とウィットを利かせて記者の質問に答える場面も。「もちろん同作のヒットは仲間の成功だからうれしい」という言葉もあった。
バロンプロデューサーは「リサーチを重ねたところ、不思議と機種と操縦者にはキャラ分けができることに気づいたんだ。それに(劇中)地上ではキャラクターとしての描き方を重視して、飛行シーンでは飛行機としての描写に重点を置くことで、うまくバランスがとれる」のだとして、製作秘訣を語ってくれた。水中の描写も難しいとされるが、本作でも飛行中の空気の動きや空気抵抗、煙や炎などといった描き方までもこだわりがみてとれると記者が語ると、両氏は大きくうなずいた。なお、初来日の監督は日本のおもちゃに大興奮。大量に購入する様子。
後半で盛り上げたのはハリセンボンのお二人。水陸両用飛行機ディッパーの恋心を改めて言葉にして、瑛太に絶妙にからんでみせては皆を笑顔にさせていく。瑛太は、前作後のダスティのことが気になっていたらしく、本作の「クライマックスに涙。脳みそが震えるような素晴らしい作品を見た」と感動を語った。
この日は劇中のチームワークにならって、『プレーンズ2』日米チームが力をあわせた書道パフォーマンスを実施。お題プレーンズを瑛太が「プレ」、監督が「ー」、プロデューサーが「ン」、春菜が「ズ」を順に書き、最後に小型重機免許を持つ、はるかが操縦しショベルカーの筆で「2」を加えて完成させた。
2014年アメリカ映画/84分
原題=PLANES:FIRE & RESCUE
日本公開=2014年7月19日
配給=ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
公式サイト Disney.jp/planes2
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