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『レクイエム 最後の銃弾』3警官vs.麻薬王を描く香港ノワール

[シネママニエラ]映画『レクイエム 最後の銃弾』(原題:掃毒The White Storm)の日本公開が10月4日に決まった。同作は3人の警官とタイの麻薬王との対決の過程において、友情と正義、裏切りと絶望を含んだ壮絶な戦いを描く香港ノワール作品だ。

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『レクイエム 最後の銃弾』3警官vs.麻薬王を描く香港ノワール

主演は、映画『奪命金』のラウ・チンワン、映画『ドラック・ウォー毒戦』のルイス・クー、そして『ビースト・ストーカー/証人』『激戦』(原題)で2度の香港電影金像奨を受賞したニック・チョンと、現在の香港映画界の主演スター3人が顔を合わせ。監督と共同脚本は、映画『コネクテッド』『新少林寺SHAOLIN』のベニー・チャン。アクション監督はニッキー・リー。2014年香港電影金像奨(香港アカデミー賞)では、7部門(作品、監督、主演男優、助演女優、撮影、編集、主題歌)にノミネートされた。

男気や正義に酔いしれるもよし。人間関係の変遷するにつれて、挿入歌である鄭少秋(アダム・チェン)の楽曲「誓要入刀山」の歌詞がジワジワと沁みていく仕掛けも◎。もつれた糸が後半になるにつれ複雑に絡まっていく。警官vs.麻薬王とシンプルに思っていたら傭兵まで出てくるわ、で銃撃戦もすさまじい。タイでのオールロケによるヘリからの一斉掃射にも迫力がある。DOLBY ATMOS(ドルビーアトモス)作なのでそれで観られたら体感も増すはず。

映画『レクイエム 最後の銃弾』ストーリー

幼馴染で親友のマー(ラウ・チンワン)、ソー(ルイス・クー)、チャン(ニック・チョン)の3人は警官となり、麻薬取締り班で活躍している。ソーは麻薬売買のハクの組に潜入捜査し、取引先のタイの大物麻薬王ブッダ(ロー・ホイパン)を捕まえる目前まで迫る。

映画『レクイエム 最後の銃弾』は、2014年10月4日[土]よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次ロードショー

R+15
2013年中国、香港映画/134分
原題=掃毒
英題=The White Storm
日本公開=2014年10月4日
配給=フリーマン・オフィス
©2013 Universe Entertainment Ltd. All Rights Reserved.

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