SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭『約束のマッターホルン』に栄冠

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SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014[シネママニエラ]SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014が7月27日に閉幕、長編コンペティション部門の最優秀作品賞には、オランダ映画『約束のマッターホルン』ディーデリク・エビンゲ監督作が選ばれた。

若手映像クリエイター発掘と支援!

クロージング・セレモニー(表彰式)では、エビンゲ監督の代理人が「本当にびっくりしている。監督がこの場に参加できなかったのが残念だが、本国に戻ったらすぐ監督に知らせに行きたい。この作品が日本の映画祭で評価されたことを、監督も非常に喜ぶはずです」と挨拶。

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映画プロデューサーの新藤次郎長編部門国際審査委員長は「長編作品を作る、ということは短編に比べて困難さや気持ちのうえでの覚悟が全く違ってくる。その1本が今後の映画人生を決めてしまうかも知れない。自分の作った映画を人に観せるということは非常に意味が重いことだ」と語り、「今回上映された12本はどれも素晴らしく、今回受賞しなかった監督も含め、次回作や今後の活躍を期待したい」とエールを送った。

『約束のマッターホルン』ディーデリク・エビンゲ監督上田清司埼玉県知事(SKIPシティ国際映画祭実行委員会 会長)は「この映画祭で受賞した若い監督が海外の名だたる映画祭で活躍したり、ヒット作を手がけているニュースをみることが本当に喜びであり、この映画祭を続けてきてよかったと思う。本日の授賞式が新しいクリエイター、新しいスターを誕生させる、そのスタート台に立つことを心から祈念して、そしてこの映画祭の発展を皆さんとともに大きく育てていくことを誓う」とコメント。

同映画祭は映画のスタンダードとなったDシネマ(デジタルシネマ)にいち早くフォーカスし、次代を担う若手映像クリエイターの発掘・支援を目的に2004年にスタートした。2014年も9日間にわたる会期を全て終了。受賞結果は以下の通り。

長編コンペティション部門
最優秀作品賞『約束のマッターホルン』ディーデリク・エビンゲ監督
監督賞 草野なつか『螺旋銀河』
脚本賞 ダニエル・ヒペイロ『彼の見つめる先に』
SKIPシティアワード『螺旋銀河』

短編コンペティション部門
最優秀作品賞『押入れ女の幸福』大橋隆行監督
奨励賞『ネクタイと壁』『帰ろうYO!』

アニメーションコンペティション部門
最優秀作品賞『夕化粧』胡ゆぇんゆぇん監督
奨励賞『Airy me』『就活狂想曲』

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭
会期=2014年7月19日[土]~27日[日]
公式サイト http://www.skipcity-dcf.jp/
主催=埼玉県、川口市、SKIPシティ国際映画祭実行委員会ほか

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