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ジェリー・イェン×キム・ジュン『ルパン三世』を振り返る

ジェリー・イェン[言承旭][シネママニエラ]小栗旬主演の実写版映画『ルパン三世』の世界最速上映となるワールドプレミアが8月4日に東京国際フォーラムで開催され、アジア人キャストのジェリー・イェンとキム・ジュンがこの日のために来日し撮影を振り返った。共演者で石川五ェ門役の綾野剛からも「ジェリーとジュンがわざわざ来てくれて、同じステージに立ててうれしい」と歓迎の言葉が向けられた。

F4×T-MAXのイケメンが!

小栗をはじめ日・台・韓の“花男”イケメンキャストが3名も出演している本作! 小栗が花沢類を演じており、台湾版「流星花園 ~花より男子~」で道明寺司を演じたジェリー・イェン(F4)と、韓国版「花より男子~Boys Over Flowers」で美作あきらを演じたキム・ジュン(T-MAX)だ。

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「みなさーん、こんばんは。ジェリー・イェンです(ここまで日本語)。(本作では)僕は英語が苦手なので英語の台詞はチャレンジになりました。それと今回の撮影でアクションの難しさを痛感しました」と、真面目に答えていたところ、北村龍平監督がまさかの挙手! そして「(ジェリーは)優等生なことを言ってますけど、僕知ってます。『日本人のきれいな女の子と知り合いたい』と言ってました」と暴露。これには苦笑いを浮かべて大人の対応を見せたものの、「(現場には)監督の力でなんとかならないかと言われたけど、そればかりは」とまで明かされてしまい、絶句。それから監督とアイコンタクトをとりあってとびっきりの笑顔を見せていた。ジェリーが今回演じたのは心に闇を抱えているマイケル・リーという人物で「そういう役は初めて。幸いに監督と話す時間がかなりありましたので、いろいろ助言をいただきました」と真摯にコメントした。

一方、キム・ジュンは「今日はよろしくお願いします。素晴らしい作品に参加できたことを光栄に思っております」とあいさつ。「(本作のチャレンジは)やはり言葉でした。日本語、韓国語、英語も駆使するキャラクターで、いったいどこの国の人なんだろうという感じでした。そのなかでも一番難しかったのは日本語。用意されていたお手本もあったけれど、現場で共演者の方々に吹き込んでもらった音声を繰り返し聞いて練習しました。特にお気に入りは小栗さんバージョン。そのお手本で劇中の台詞を言っているので、もしも僕の日本語がおかしかったら、それは小栗さんのせいです!」とジョークも交えて、自身のチャレンジを語った。

さらに日本人キャストとの共演は「韓国人が一人なのでさみしい思いをするのではないかと心配しました。自室にこもって日々を過ごすことになると思ったけれど、みなさんが温かく迎え入れてくださって、いろいろと配慮していただきました。撮影の後半は自室ではなく、みなさんの部屋にいることのほうが多かったと思います」と振り返った。

このプレミアには、小栗旬、黒木メイサ、玉山鉄二、浅野忠信、山本又一朗プロデューサーも登壇した。

2014年 日本映画/133分
英題=LUPIN THE THIRD
日本公開=2014年8月30日
配給=東宝
公式サイト http://lupin-the-movie.jp/
©2014 モンキー・パンチ/「ルパン三世」製作委員会

北村、ジェリー、綾野(敬称略)

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