能年玲奈「目の保養になる」と大喜び!
本作は紡木たく著の人気漫画を、映画『陽だまりの彼女』三木孝浩が、主題歌は尾崎豊の「OH MY LITTLE GIRL」を用いて実写化した作品。能年は前述のシーンについて「登坂さんが、思いっきりやっていいと言って下さったので、本気でぶつかれました」と振り返れば、登坂が「気持ちいいぐらいのビンタと頭突きで、けっこうな音がして。その時は役に入り込んでアドレナリンも出ていたのか全然痛さを感じなかったんです」と、男らしさを見せたのかと思いきや。翌朝におでこに痛みを感じて、考えたら前日の能年の頭突きが原因だ!と語って、笑いを誘った。
この日のイベントには、約300名の女子中高生が任意で参加。映画本編をいちはやく鑑賞できることだけで、事前に能年と登坂の登場は知らされておらず、サプライズの登場により会場の体育館には黄色い声の絶叫が響き渡った。学生からの質問は、ふたりの学生時代の思い出、そして10代の人生と恋愛の悩みについて。
ちなみに能年は学生服好きとのことで、学生を前に「目の保養になる」と大喜び。自身の制服は「田舎の学校のシンプルで布が少なめだった(笑)」と表現し天然ぶり?を生披露して「かわいー」との声を浴びていた。一方の登坂は終始ムードメーカーに徹し、学生たちに笑顔を向けたりして場を盛り上げていた。なお、キュン死にしそうなキラースマイルが最も効果的だったことを付け加えておく。
イベントの最後に登坂は「今日は夏休み中にも関わらず、『ホットロード』を観てくれてありがとうございます。みなさんは原作(漫画)を知らない世代だと思いますが、自分を大切に思っている人がいるからこそ、自分を大切にできるということを1つでも学んで頂けたらと思います。この映画を観て、お母さんにありがとうという気持ちを持ってもらえたら嬉しいです」と語れば、能年も「一生懸命、和希を演じさせて頂きました。10代特有の痛みや、親に対してのその時の気持ちを感じて、少しでもみなさんに響いていればうれしいです」とメッセージを発した。学生たちにとってこの日が10代の思い出として深く記憶に残るに違いない。
2014年 日本映画/119分
日本公開=2014年8月16日
配給=松竹
公式サイト http://hotroad-movie.jp/
©2014『ホットロード』製作委員会 ©紡木たく/集英社
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