映画『アンジェリカの微笑み』巨匠マノエル・ド・オリヴェイラ愛の幻想譚
© Filmes Do Tejo II, Eddie Saeta S.A., Les Films De l’Après-Midi,Mostra Internacional de Cinema 2010
現役最高齢監督として国際的に知られ、2015年4月2日に、惜しまれつつも106歳で永眠した世界の巨匠マノエル・ド・オリヴェイラ。そのオリヴェイラ監督が101歳の時に撮り上げ、第63回カンヌ国際映画祭〈ある視点〉部門のオープニングを飾った『アンジェリカの微笑み』が、紆余曲折を経て、ついに日本公開される。映画『アンジェリカの微笑み』あらすじ
ドウロ河流域の小さな町。雨が降りしきる夜半、町に1軒しかない写真店に、富豪の邸宅ポルタシュ館の執事がやって来て、急ぎの写真撮影を依頼する。だが、店主は明後日まで不在と知らされ途方に暮れる執事。その様子を見ていた通りがかりの男が、執事に別の写真家を紹介する。最近町にやって来た、石油関係の仕事に従事する青年セファルディムで、写真が趣味らしい。執事は、さっそくその青年イザクの下宿を訪れるのだった。[スタッフ]
監督・脚本:マノエル・ド・オリヴェイラ
[キャスト]
リカルド・トレパ、ピラール・ロペス・デ・アジャラ、 レオノール・シルヴェイラ、 ルイス・ミゲル・シントラ、イザベル・ルート
ポルトガル・スペイン・フランス・ブラジル合作映画/97分
原題=O Estranho Caso de Angelica(2010)IMDb
日本公開=2015年12月5日
配給=クレストインターナショナル
公式サイト http://www.crest-inter.co.jp/angelica/
映画『アンジェリカの微笑み』日本版ポスター
©Filmes Do Tejo II, Eddie Saeta S.A., Les Films De l’Après-Midi,Mostra Internacional de Cinema 2010