三浦友和主演の映画『葛城事件』無差別殺傷事件を起こした死刑囚の家族が崩壊へ

©2016「葛城事件」製作委員会

映画『葛城事件』(赤堀雅秋監督)
©2016「葛城事件」製作委員会
映画『その夜の侍』の赤堀雅秋監督が、2013年に劇団「THE SHAMPOO HAT」で公演され、新井浩文等の客演で話題を呼んだ同名舞台を新たに改稿して映画化。三浦友和を主演に迎えて、無差別殺人事件を起こした加害者、その父、母、兄、そして加害者と獄中結婚をした女・・・凄惨な殺人事件をベースに「家族」を描いてゆく。

理想の家族を求めながらも、崩壊へと向かわせてしまった父親を鬼気迫る迫力で演じ、赤堀監督が「これは三浦友和さんの代表作になると、僕自身は勝手にそう思ってます。」と語るほど。三浦自身、本作について「10年に一度の作品になった」とこの役を演じることを喜びながら、「登場人物全員、どこかいっちゃっていてキャラが立っているのですが、清は特に身近にいてほしくないタイプ。家族はたまらない」と語る通り、最悪の父親像を演じている。

田中麗奈 映画『葛城事件』で死刑反対を唱え獄中結婚する難役に挑む

映画『葛城事件』あらすじ

とある駅構内で一人の若者がリュックサックからサバイバルナイフを取り出し、階段をかけあがる。葛城清(三浦友和)は、がむしゃらに働いてマイホームを持ち、理想の家族を作れたと思っていた。21歳になった次男・稔(若葉竜也)は無差別殺人事件を起こし、8人を殺傷した罪で死刑囚となった。なぜ息子はこんなことをしでかしてしまったのか。会社をリストラされ孤立する長男・保(新井浩文)。妻・伸子(南果歩)は次第に精神のバランスを崩し廃人のようになっていく。さらに、死刑制度反対の立場から稔と獄中結婚をする女・星野(田中麗奈)が登場する。
(原題()IMDb /2016年日本映画/120分)

映画『葛城事件』フォトギャラリー

画像をクリックするとフォトギャラリーになります

映画『葛城事件』(ファントム・フィルム配給)は2016年6月18日[土]より新宿バルト9ほかにて公開
公式サイト http://katsuragi-jiken.com/

[スタッフ]
監督・脚本=赤堀雅秋
エグゼクティブ・プロデューサー=小西啓介
製作=杉田浩光 西田圭吾
プロデューサー=藤村恵子
ラインプロデューサー=金森保
撮影=月永雄太 照明=藤井勇 音響=菊池信之
美術=林千奈 装飾=湊博之 衣装=高橋さやか
ヘアメイク=浅野有紀 編集=堀善介 記録=田口良子
助監督=茂木克仁 制作担当=和氣俊之 音楽=窪田ミナ
[キャスト]
三浦友和
南果歩 新井浩文 若葉竜也/田中麗奈

映画『葛城事件』日本版ポスター

映画『葛城事件』日本版ポスター ©2016「葛城事件」製作委員会

error: Content is protected !!