三度目の殺人（福山雅治主演×是枝裕和監督） – 映画予告編

是枝裕和監督がオリジナル脚本で描く、弁護士（福山雅治）vs.殺人犯（役所広司）の心理戦の結末は？　第７４回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門出品作。是枝監督作としては1995年の第52回ヴェネツィア国際映画祭にて監督デビュー作にして金のオゼッラ賞を受賞した『幻の光』以来２２年ぶり、２度目のコンペティション部門での出品となる。
（英題 THE THIRD MURDER ）

弁護に「真実」は必要ない。そう信じて、裁判に勝利するための法廷戦術を駆使してきた弁護士の重盛（福山）が、やむをえず弁護を担当することになったのは、30年前にも殺人の前科がある三隅（役所）。解雇された工場の社長を殺し、死体に火をつけた容疑で起訴されている。犯行も自供し、このままだと死刑はまぬがれない。はじめから「負け」が決まったような裁判だったが、三隅に会うたび重盛の中で確信が揺らいでいく。三隅の動機が希薄なのだ。彼はなぜ殺したのか？本当に彼が殺したのか？重盛の視点で絡んだ人間たちの糸を一つ一つ紐解いていくと、それまでみえていた事実が次々と変容していく。（2017年／日本映画／124分）
監督・脚本・編集　是枝裕和　｜キャスト　福山雅治　役所広司　広瀬すず　吉田鋼太郎　斉藤由貴　満島真之介