のみとり侍(阿部寛主演×鶴橋康夫監督・脚本) – 映画予告編

©2018「のみとり侍」製作委員会

2016年公開の映画『後妻業の女』は、結婚相談所を舞台に保険金詐欺を画策する女とその女に騙される男たちが、刹那的かつ喜劇的に表現され、大ヒットを記録した。メガホンをとったのは映像の魔術師・鶴橋康夫が約40年間、映画化を熱望したのが本作『のみとり侍』だ。(英題 Nomitori samurai )R-15指定。
主人公は生真面目すぎるその性格が災いし、上司の逆鱗に触れ、「蚤(のみ)とり業」に左遷されてしまったエリート藩士・小林寛之進。演じるのは、映画『テルマエ・ロマエ』で古代ローマ人に扮し、日本中を笑いの渦に巻き込んだ阿部寛。そんな寛之進にとって、最初のお客は、おみね。その容姿は、寛之進の亡き妻に瓜二つ!! 一人二役でこの難役に挑むのは、寺島しのぶ。寛之進の窮地を救う江戸ナンバー1の伊達男・清兵衛を演じるのは、豊川悦司。このほか、斎藤工、風間杜夫、大竹しのぶ、前田敦子、松重豊、桂文枝といった個性豊かな豪華俳優陣が集結した。

のみとり侍(阿部寛主演×鶴橋康夫監督・脚本)
エリート藩士・小林寛之進(阿部寛)
©2018「のみとり侍」製作委員会


映画『のみとり侍』あらすじ

越後長岡藩藩士の小林寛之進(阿部寛)は、藩主・牧野備前守忠精(松重豊)主催の和歌の会に出席。そこで運悪く忠精の機嫌を損ね、「明朝より、猫ののみとりとして無様に暮らせ!」と江戸の裏稼業・猫ののみとりを命じられる。「猫ののみとりって何ら ・・・?」途方に暮れていた寛之進は、長屋で暮らすのみとりの親分・甚兵衛(風間杜夫)とその妻・お鈴(大竹しのぶ)の元で働くことに。猫の“のみとり”とは文字通り、猫の蚤を取って日銭を稼ぐ職業。しかしその実態は、女性に愛をお届けする裏稼業であった。(2018年/日本映画/日本語/カラー/110分)
原作 小松重男「蚤とり侍」(光文社文庫刊) 監督・脚本 鶴橋康夫 |キャスト 阿部 寛  寺島しのぶ 豊川悦司 斎藤 工 風間杜夫 大竹しのぶ 前田敦子 松重 豊 桂 文枝       

映画『のみとり侍』(東宝 配給)は2018年5月18日[金]より全国公開



映画『のみとり侍』公式サイト
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