モアナ 南海の歓喜(原題 MOANA with Sound ) – 映画予告編
©2014 Bruce Posner-Sami van Ingen. Moana © 1980 Monica Flaherty-Sami van Ingen. Moana © ℗1926 Famous Players-Laski Corp. Renewed 1953 Paramount Pictures Corp. Licensed by Kino Lorber, Inc., New York, through Tuttle-Mori Agency, Inc., Tokyo
1923年、南太平洋の島を訪れ、サモアの人々の風習や儀礼の数々をフィルムにおさめた。ドキュメンタリー映画の開拓者ロバート・フラハティ監督の2作目の長編映画「The Love Life of a South Seas Siren!」をデジタル復元。(原題 MOANA with Sound )
『極北のナヌーク』で知られる、ドキュメンタリー映画の始祖ロバート・フラハティがカメラに収めた南の島の暮らし。“ドキュメンタリー”という言葉は、1926年の本作公開時に、新聞の映画評で使われたことが起源とされている。無声だった作品に1980年、娘のモニカ・フラハティ監督が現地の人々による本物の音や会話、民謡を録音し付け加えた。更に2014年に施された最新のデジタル技術により生まれ変わった。『モアナ 南海の歓喜』は圧倒的な映像で生きることの美しさと人間が持っている本来の輝きを見せてくれる。
映画『モアナ~南海の歓喜~』あらすじ
南太平洋サモア。生命を豊かに育む海と、ヤシや緑が生い茂る美しい島。人々は伝統を守りお互いに助け合い生きていた。楽園のようなこの島に暮らすー家の長男モアナには、ファアンガセという婚約者がいた。タロイモを採り、丸木舟で海に出て魚を採る、のどかな島の暮らし。ただお祝いの儀式だけは特別だ。今日はモアナの結婚式。ほら貝の音とともに太鼓が鳴り響き、村は子どもから大人まで祝祭に満ち溢れている。モアナは、成人男性のしるしであるタトゥーを施し、ファアンガセとともに歓喜の踊りを舞い、盛大な挙式が始まった。
監督 ロバート・フラハティ 共同監督 フランシス・フラハティ、モニカ・フラハティ 撮影 ロバート・フラハティ、デヴィッド・フラハティ 録音 モニカ・フラハティ、リチャード・リーコック
映画『モアナ~南海の歓喜~』(グループ現代 配給)は2018年9月15日[土]より岩波ホールにて公開