人間機械(原題 Machines ) – 映画予告編

©2016 JANN PICTURES, PALLAS FILM, IV FILMS LTD

著しい経済成長を遂げているインド。北西部グジャラート州にある巨大な繊維工場に入っていくカメラが捉えるのは、劣悪な環境で働く労働者たちの姿。(原題 Machines )
1960年代から西インドのサチン地域は、それまでに前例のない無規制の工業化が進められた。膨大な数の繊維工場はその証左である。迷路のように複雑な構造を持つ建物の奥へと通り抜け、カメラは過酷で非人道的な労働の現場へと見る者を導いていく。ダンテが描いた地獄を思わせる、インドのグジャラート州にある巨大な繊維工場。ラーフル・ジャイン監督は親密かつ心を乱す映像により、この工場で働く労働者たちの生活とその苦悩、そして逃れられない環境をつぶさに観察する。強力な視覚言語と脳裏に刻まれるイメージの数々、そしてインタビュー。不平等、抑圧、そして貧富の格差を生む巨大な分断について物語る。

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©2016 JANN PICTURES, PALLAS FILM, IV FILMS LTD


映画『人間機械』あらすじ

北西部グジャラート州にある巨大な繊維工場。カメラが捉える工場内部には、劣悪な環境で働く労働者たちの姿。中には幼い子供もいる。あからさまな労働力の搾取。グローバル経済の下で歴然と進行する労使の不平等。出稼ぎ工場労働者が囚われる過酷な労働状況の告発を主題とする一方で、流麗なカメラワークによる画面はまるで宗教絵画のような「美しさ」を漂わせている。そして、画面を凌駕する圧倒的なまでの音響。(2016年/インド・ドイツ・フィンランド映画/デジタル/カラー/71分 字幕翻訳 岡崎真紀子)
監督・脚本 ラーフル・ジャイン 撮影 ロドリゴ・トレホ・ヴィラヌエバ サウンドデザイン スミト・“ボブ”・ナート 録音 エイドリアンバウマイスター 編集 ヤエル・ビトトン、ラーフル・ジャイン カラリスト グレゴール・プフラー

映画『人間機械』(アイ・ヴィー・シー 配給)は2018年7月21日[土]よりユーロスペースほか全国順次公開



映画『人間機械』公式サイトhttp://www.ivc-tokyo.co.jp/ningenkikai/
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