ふたりの女王 メアリーとエリザベス(原題 Mary Queen of Scots ) – 映画予告編
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新しい英国王室の物語が誕生した。映画『レディ・バード』のシアーシャ・ローナン、映画『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』のマーゴット・ロビーが演じ、スコットランド女王メアリー・スチュアートとイングランド女王エリザベス1世の波乱に満ちた人生を描く。(原題 Mary Queen of Scots )
主演女優ふたりの脇を固めるのは、人種の垣根を超えてその才能でキャスティングされた実力派俳優たち。本作の舞台は16世紀のスコットランドとイングランド。大航海時代の最中、イギリスが植民地支配進出に遅れを取っていた時代。しかし、本作には、エリザベスⅠ世の侍女として中国・香港系の両親を持つジェンマ・チャン(『クレイジー・リッチ!』)や、イングランド大使役でジャマイカ人の両親を持つエイドリアン・レスター(『デイ・アフター・トゥモロー』)など、人種の垣根を超えてイギリスで活躍する実力派俳優らが起用されている。キャスティングの鍵は、民族に関係なく正しい俳優をキャスティングすることが重要だと強く感じていたというジョージー・ルーク監督は、演技力を重視し、様々なバックグラウンドの俳優たちを集めた。「俳優のオーディションをしているときに、非常に多くの俳優が時代ものの映画に出演する機会を持てずにいると聞き驚きました。イギリスで最も才能を持った素晴らしい俳優たちで、シェイクスピア劇など数え切れないほどの舞台出演を経験しているのに、映画ではないと。本作では純粋に素晴らしい才能を受け入れるキャスティングを心掛けました」と語っている。
映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』あらすじ
生後すぐにスコットランド女王、16歳でフランス王妃となったメアリー・スチュアートは、未亡人となった18歳にスコットランドへ帰国し王位に戻る。さらに、メアリーは隣国イングランドの王位継承権を主張、エリザベスⅠ世の権力を脅かす。恋愛、結婚、出産を経験し、若く美しく自信にあふれたメアリーに複雑な想いを抱くエリザベス。誰よりも理解し合えたはずの孤独な若き女王たちは、従姉妹でありながら恐れ合い、それぞれ陰謀渦巻く宮廷の中で運命に翻弄され戦うのだった。(2018年/イギリス/124分)
監督 ジョージー・ルーク 脚本 ボー・ウィリモン |出演 シアーシャ・ローナン マーゴット・ロビー ジャック・ロウデン ジョー・アルウィン ジェマ・チャン マーティン・コムストン イスマエル・クルス・コルドバ ブレンダン・コイル イアン・ハート エイドリアン・レスター ジェームズ・マッカードル デヴィッド・テナント ガイ・ピアース
映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』(ビターズ・エンド、パルコ 配給)は2019年3月15日[金]よりTOHO シネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国公開