ホワイト・クロウ 伝説のダンサー(原題 The White Crow ) – 映画メイキング映像
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俳優としても評価の高いレイフ・ファインズ監督が、構想20年を経て不世出ダンサーのルドルフ・ヌレエフの若き日からパリでの亡命にいたるまでを映像化。世界三大バレエ団で活躍し、バレエ史に燦然と輝くヌレエフの光と影を見事に描ききっている。(原題 The White Crow )
主演にはオーディションによって見出された現役のタタール劇場のプリンシパル、オレグ・イヴェンコを抜擢。共演は『アデル、ブルーは熱い色』のアデル・エグザルホプロス、そして『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン世界一優雅な野獣』のヒットも記憶に新しいバレエ界の異端児セルゲイ・ポルーニン。映画界・バレエ界をけん引する一流の表現者たちが集結し、伝説のダンサーの誕生秘話を作り上げた。
映画『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』あらすじ
1961年。ルドルフ・ヌレエフはキーロフ・バレエ(現マリインスキーバレエ)の一員として、パリ公演のために生まれて初めて祖国ソ連を出た。傲慢・我儘・反逆児と評される一方で、踊りへの情熱は誰よりも強いルドルフは、異国で得られるものすべてを吸収しようとするが、その行動はKGBに監視され、政府の圧力は強まるばかりだった。 6月16日、次の公演地へ向かおうとするルドルフは、突然帰国を命じられる。それは、収容所に連行され、踊りを続けることすらままならない未来を暗示していた。団員たちが旅立ち、KGBと共に空港に残されたルドルフが、不安と恐怖に襲われる中くだした決断とは。(2018年/イギリス=ロシア=フランス映画/ロシア語・英語・フランス語/ビスタ/カラー・モノクロ/5.1ch/127分 字幕翻訳 佐藤恵子)
監督 レイフ・ファインズ 脚本 デヴィッド・ヘアー | 出演 オレグ・イヴェンコ、セルゲイ・ポルーニン、アデル・エグザルホプロス、ルイス・ホフマン、チュルパン・ハマートヴァ、ラファエル・ペルソナ、レイフ・ファインズ
映画『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』(キノフィルムズ/木下グループ 配給)は2019年5月10日[金]よりTOHOシネマズシャンテ、シネクイント、新宿武蔵野館ほか全国公開
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