グッド・ヴァイブレーションズ(原題 Good Vibrations ) – 映画予告編
©Canderblinks (Vibes) Limited / Treasure Entertainment Limited 2012
1970年代に実在した、北アイルランドのレコード店&音楽レーベル「グッド・ヴァイブレーションズ」の創設者テリー・フーリーの実話をベースに描く音楽ドラマ。(原題 Good Vibrations )
THE UNDERTONES、RUDI 、THE OUTCASTS 、PROTEX などのロック・バンドを世に送り出した北アイルランドのレコード店でありレコード・ レーベル「グッド・ヴァイブレーションズ」の創設者テリー・フーリー。彼は、ベルファスト・パンクのゴッドファーザーと呼ばれるほど。ヒットチャートを賑わしたバンドや楽曲が登場する訳ではないのだが、この映画に宿る“決して揺るがず諦めない”精神は、自分が信じたもの、惚れ込んだものを世の中に知ってもらう為にもがいた人物の生き様が映し出される。1人のレコード店主の生き方は、一見便利な現代の情報社会でストレスを感じる我々へ贈られたメッセージといえるだろう。
映画『グッド・ヴァイブレーションズ』あらすじ
1970年代の北アイルランドは紛争の真っ只中にあり、多くの犠牲者を生み出していた。
1975 年に北アイルランドをツアー中のアイルランドのバンド、マイアミ・ショーバンドがアルスター義勇軍によって虐殺された<マイアミ・ショーバンド虐殺事件>によって、北アイルランドにやって来るミュージシャンは激減し、北アイルランドの音楽産業は壊滅状態となっていた。そんな 中、町を出ずに客のいないナイトクラブで DJ を続けていたテリー・フーリーは、運命の女性ルースと出会い燃えるような恋に落ち、やがて結婚を決意する。そして生計を立てる為にベルファストにレコード店「GOOD
VIBRATIONS 」を開店させ、紛争と政治思想に翻弄されながらも、知恵と努力で何とか商売を軌道に乗せた。(2012年/イギリス=アイルランド映画/カラー/シネマスコープ/ DCP / 103分)
監督 リサ・バロス・ディーサ、グレン・レイバーン 脚本 コリン・カーベリー、グレン・パターソン |出演 リチャード・ドーマー、ジョディ・ウィッテカー、マイケル・コーガン、カール・ジョンソン、リーアム・カニンガム、エイドリアン・
ダンバー、ディラン・モラン
映画『グッド・ヴァイブレーションズ』(SPACE SHOWER FILMS 配給)は2019年8月3日[土]よりシネマカリテほか全国順次公開
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