風をつかまえた少年(原題 The Boy Who Harnessed the Wind ) – 映画予告編
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貧困に苦しむ村に風車を――アフリカ・マラウイ、自作の風力発電で人々を救った14歳の少年の奇跡の実話!世界23か国で翻訳されたベストセラーを、第86回アカデミー賞作品賞受賞『それでも夜は明ける』主演のキウェテル・イジョフォーが初監督した『風をつかまえた少年』。主人公の物語に心を打たれたキウェテル・イジョフォーは、構想9年をかけ脚本も手がけ初の長編映画を完成。さらに主人公ウィリアムの父トライウェル役を演じ、生死を左右する極限状態の中、息子に希望を託した父の姿を熱演している。(原題 The Boy Who Harnessed the Wind )
本作は、2001年に大きな干ばつが襲ったアフリカの最貧国マラウイを舞台に、飢餓による貧困のため通学を断念した14歳の少年ウィリアム・カムクワンバが、図書館で出会った一冊の本を元に、独学で廃品を利用した風力発電を作り上げ、家族と自身の未来を切り開いた奇跡の実話の映画化。ウィリアムのこの体験をもとにした本「風をつかまえた少年」(文藝春秋刊)。アル・ゴア元副大統領や日本でも池上彰氏が絶賛し、2011年社団法人全国図書館協議会の夏休みの本にも選出された。
映画『風をつかまえた少年』あらすじ
2001年、アフリカの最貧国マラウイを大干ばつが襲う。14歳のウィリアムは飢饉による貧困で学費を払えず通学を断念するが、図書館で一冊の本と出会い、独学で風力発電のできる風車を作り、乾いた畑に水を引くことを思いつく。いまだに祈りで雨を降らせようとする村で、最愛の父でさえウィリアムの言葉に耳を貸さない。それでも家族を助けたいという彼のまっすぐな想いが、徐々に周りを動かし始める。(2019年/イギリス・マラウイ映画/英語・チェワ語/113分)
原作 「風をつかまえた少年」ウィリアム・カムクワンバ、ブライアン・ミーラー著(文藝春秋刊)
映画『風をつかまえた少年』(ロングライド 配給)は2019年8月2日[金]よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他にて全国公開
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